
絶アルテマウェポン
腐っても『絶』。




チーム結成から2年半。はじめてメンバー以外の方を募集するスピンオフという形でレイドにチャレンジしたのが『絶 アルテマウェポン』でした。メンバー4人、パートメンバーさん4人で挑んだ初の絶レイドは、当初の目標期間の半分となる二週間(約28時間ほど)で突破となりました。
以前から、「絶アルテマは簡単」「絶アルテマのクリアなんてなんの価値もない」なんていう話を小耳に挟んではいましたし、挑戦前は「結構気楽にクリアできるんだろうなあ」なんて思っていました。でも、クリアした今は、まったくそうは思いません。
ハイスピードな展開。
次々に押し寄せてくる無数のギミック。
文字にするのを躊躇ってしまうほど難解なキャラクターコントロール。
異聞アロアロ島よりも短時間に求められることが多く、経験したことのないドラマティックかつドラスティックな展開に、攻略初日はかなり緊張しました。(外部の方とレイドをプレイするのが初めて、ということもあったかもしれません。)
けれども、試行錯誤を重ねるうちに、徐々にギミックスピードへの適応が進み、パートメンバーさんのお人柄や性格、動きもわかってきて、少しずつ緊張がほぐれたときには、夢中でプレイしている自分がいることに気づきました。まだまだプレイしていたい、もっとみんなで遊びたい! という感覚になってしまう没入感は、高難易度レイドならではですね。
途中、みんなが完璧な動きで最後のギミックまで突入したときに、私の些細なタイミングミスでワイプさせてしまったときは、本当に動揺しましたし、「みんなに申し訳ない!」という気持ちでいっぱいになり、正直気持ちにブレが出ていたかもしれません。
そんなとき「焦らずに淡々と。心を無にして!」とまりーさんから助言をもらったときには、ハッと我に返りました。クリアを目前にして、疲れや期間限定のプレッシャーで、プレイに粗が出ていたり、気持ちがはやり過ぎていたことに、自分では気づいていなかったのかもしれません。
目を閉じて、深呼吸をして。今までチームが歩んできた道のり。たくさんの出会いや別れ。自分が今、こうしてみんなと一緒に絶にチャレンジできているありがたさや嬉しさ。それを感じられるように心を静めました。そうしたら、その後、あっという間にクリアまで到達することができたんです。
超高難易度レイドを楽しく笑って乗り越えるためには、技術よりも心なんだなあと、改めて痛感した瞬間でした。
ONE FOR SEVENを立ち上げた頃から、長い間目標としていた「絶 アルテマウェポン」。そのクリアを、長く一緒に遊んでくれているゆきさんやおもちさんと一緒に達成できたのは、なによりの喜びです。
チームの目標のひとつである「すべての絶レイド制覇」達成にはまだまだ遠いですが、チームはまた一つ前進することができました。
不慣れなジョブにも関わらず懸命に戦いながら、チャットで楽しい雰囲気をつくってくださったリルルさん。
どれだけワイプが重なっても、最後の最後まで穏やかに優しく見守ってくださったメイさん。
適切なタイミングで適切な助言や提案をしっかり投げ続けてくださったマレさん。
心がブレた蒼井に一喝を入れてくださったマリーさん。
そして、いつもそばにいてくれるメンバーたち。
楽しく貴重な時間と体験を、本当にありがとうございました!!
2025年7月28日
