失敗してもいいじゃない
- lunariagrace17
- 6月23日
- 読了時間: 4分
更新日:9月6日

レイドを攻略していると、ギミックが理解できなかったり、処理のスピードについていけなくてワイプすることってありますよね。長く攻略しているコンテンツであればあるほど、毎日、毎回、失敗の連続です。
ほかにも、複数の人間が集まるコミュニティで遊んでいると、必ず人間関係が発生しますよね。そういう場でも、ちょっとしたコミュニケーションミスで相手に不快な思いをさせてしまうトラブルを起こしてしまったり、いろいろな失敗ってあると思います。
レイドでも人間関係でも、失敗したときに感情的に周りから責められたら、多くの人は嫌な気持ちになりますよね。毎回ミスや失敗をするたびに「なんでそこでギミックミスしたの?!」と叱責されたら、好きなゲームで遊んでいても絶対楽しくないですよね。
日本は海外諸国と比べて、失敗に敏感な教育文化があるという話を聞いたことがあります。確かに私も、子どもの頃、よく両親から「なんでこんな失敗をしたの?!」と怒られ、責められた記憶がたくさんあります。どちらかというと日本は、「失敗しないための教育をする」「失敗しないことこそが大切」という文化や風潮が強いんですね。
(逆に海外は、「成功するための教育」という、失敗を糧にする風潮や文化が根強いといいます。)
でも、人間って、本当に立派に成長するためには失敗が必要だと思います。
たまに、「私はこれまでの人生で失敗なんてしたことがない」と、自慢げに豪語する日本人に出会うことがありますが、そういう人って、大抵の場合はなににもチャレンジしたことがない、なにも学んだことのない、つまらない人だったりします。車のドライバーでいえば、免許だけもっているペーパードライバーのようなものでしょうか。事故も違反もしたことがないけど、運転もしたことがないので、ドライブの楽しみも、新しい場所や遠い世界に走っていける喜びも知らない……、みたいな。
私も昔は、大勢の海外プレイヤーとレイドをしていた経験があるので、日本と外国の文化の差は、肌感覚で理解しています。海外の方は、(これもすべての人がそうではないのでしょうが)多くの場合、日本人に比べてポジティブです。失敗をそこまで気にしたり、気に病んだりすることがありません。
失敗に対して、いちいちムキになって感情的になることの無意味さと非効率さを良く知っているので、とにかくいつも淡々と冷静に、ミスや失敗の原因を分析していました。(もしかしたら、私が一緒に遊んでいた人たちがたまたまそうなのかもしれませんが……。)
ONE FOR SEVENも、とにかく毎回楽しく笑って遊び続けることを目的としたレイドコミュニティなので、失敗は次を良くするためのデータでしかない、ということを常にみんなに共有し続けています。
失敗を恐れている人って、実は失敗そのものを恐れているのではなくて、失敗することで人から嫌われたり、低く評価されたりするといった、周りのことを恐れているだけだったりします。
でも、大丈夫です。
ONE FOR SEVENは、失敗する人を嫌いになったりはしません笑
人間、一生懸命、真剣に遊んでいれば、生きていれば、戦っていれば、必ず失敗します。
そのときに、激しく叱責したら相手は萎縮するだけで、なにも良いことは生まれません。相手も成長しません。
大切なのは、失敗を次を良くするためのデータとして冷静に捉えて分析すること。
ただし、ダメなのは、「どうせやってもダメだよ」と決めつけて、安全第一でなにもチャレンジしないこと。
失敗を感情的に捉えてくよくよするだけで、次を改善しないこと。
何度も同じ失敗を繰り返してしまうこと。
そういう人はネガティブで嫌ですね。
前向きに一生懸命チャレンジしているのなら、別に失敗してもいいじゃないですか。
チームは、そういう人を低く評価したり見捨てたりしません。むしろ、ポジティブな人は応援します。
何度もミスを繰り返しながら、トライ&エラー。
そのほうが楽しく遊べるし、楽しく成長できます。



